&008「Jazzの編成-その2」
昨日に引き続き、楽器編成の話。 ご覧になっていなければ、こちらを。 https://2015andujazz.wixsite.com/home/single-post/2017/05/08/%EF%BC%86007%E3%80%8CJazz%E3%81%AE%E7%B7%A8%E6%88%90-%E3%81%9D%E3%81%AE1%E3%80%8D
後列は3人、手前(下手)から順に、 ピアノ、ベース、ドラム。 この3つセットで 「リズムセクション(リズム隊)」 と呼ぶこともあります。 フロントのメロディーパートをエスコートし、 引き立てる役割です。
ドラムはたしかにリズムを刻みますが、 なぜピアノとベースもリズム隊なのか? そのものずばりのQ&Aが、Yahoo知恵袋にありました。 「ドラムは分かるのですが、なぜベースもリズム隊といわれるのですか?」 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1328876798
この編成を「ピアノトリオ」と呼ぶこともあります。 これは本当に3人だけで曲を演奏する際の呼び名です。 リズム隊としての雰囲気作りをしながら、 同時にメロディー楽器の役割も担いますので、 ちゃんと楽しめる演奏をするのは難易度が高いです。
ちなみに、たとえばフルートトリオと言うと、 フルート奏者3人の編成を普通は意味します。 言葉って曖昧ですね。
ベースやドラムは自分の楽器を持ち込むことが前提ですが、 ピアノ弾きは楽器を持ち歩けませんので、 この写真のようにハコ(=ライブ会場)にグランドピアノがあるのはとても幸せ。
ベース弾きにとっては、 右からグランドピアノの大音量攻撃、 左から生ドラムの大音量攻撃、 結果、自分の音が自分で聞こえないという環境にも負けずに、 頑張って演奏しています。
次回からしばらくは出演メンバーの紹介を予定しています。
--- &[an・du]のライブでは、スクリーンを使った解説を織り交ぜた 独自のスタイルで、楽しいひとときをご提供します。 どうぞお越し下さい! https://2015andujazz.wixsite.com/home/